子供と開館から閉館まで日本科学未来館を楽しんできました。
日本科学未来館はとても広く展示も盛り沢山の施設です。
1日では回り切れない日本科学未来館の常設展(3階)「未来をつくる」をレポートします。
日本科学未来館とは
日本科学未来館は科学技術への理解を深める拠点として開館した国立科学館です。
開館時間・入館料
屋外チケットブースにて当日入館チケットを購入できます。
事前にチケットを準備したい方は公式ホームページか楽天トラベル、JTBのサイトでも購入することができます。
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アクセス
ゆりかもめ「東京ターミナルクルーズ駅」、「テレコムセンター駅」から徒歩5〜6分と同じくらいの距離です。
日本科学未来館についてはこちらの記事もご参照ください。
3Fの常設展は「未来をつくる」がテーマ
常設展を1日でじっくり全てのゾーンを回るのは大変です。
特別展やシアターの利用がない場合は1日でも回れるかもしれません。
展示ゾーンは8つあります。
計算機と自然、計算機の自然
私たちの身の回りは計算機で溢れていること、計算機と共に未来をつくっていることがわかるゾーンです。
こちらは一際目を引く「計算機と自然」という展示で、自然の中に人工物が溶け込んでいる調和を表現しています。
ここにいる蝶は本物の標本と人工物でつくられた蝶がいます。
是非、じっくりと見て見て下さい。
未来逆算思考
「未来逆算思考」は人気エリアで、50年後の未来について考えるゾーンです。
未来の問題についてどのように向き合って考えるかの展示です。
ここでは現在から未来に向けて地球を届けるにはどうすればよいか?
我々の子孫に理想の地球を届けることができるか?を面白い仕掛けの展示を通して学ぶことができます。
自分でつくった地球を山あり谷ありの立体画面に送り出します。
いくつもの問題をクリアしながら無事に50年後にたどり着けるのかみんな真剣です。
展示を通して未来から現在を見ること、「未来逆算思考」を体験できました。
またリベンジしたいゾーンです。
インターネット物理モデル
「インターネット物理モデル」はふだん何気なく使っているインターネットの仕組みを視覚化した展示です。
人気で整理券を取って並ぶ時間帯もあり、外国の方もたくさん体験されているエリアでした。
インターネットの仕組みを白と黒の玉で再現しています。
実際に自分で白と黒の玉でメッセージを作り送信すると、指定した送信先に届きます。
みなさん玉がちゃんと届くかなと必死に球を追って、指定した場所に作ったメッセージが届くと笑顔になっていました。
とてもわかりやすく楽しくインターネットの仕組みを学ぶことが出来るゾーンです。
まだ「インターネット物理モデル」を体験したい方はお早めに日本科学未来館へ足を運んでください。
老いパーク
「老いパーク」は老若男女問わず大人気ゾーンです。
常に人が賑わっています。
人気エリアなので体験ブースも並んでいることが多いです。
老いパークのパンフレットは老眼の擬似体験ができるパンフレットになっていました。
一生懸命見ようとすればするほど、老眼の人と同じ表情、動きになります。
零壱庵
「零壱庵」はアート作品を通して、科学技術・人の認識や社会について考える展示です。
時期により流れるアート作品は変わります、過去には映画「AKIRA」の音の世界の体験がありました。
我が家は時間が足りずじっくり見れませんでしたが、アート好きな方は是非体験してみて下さい。
ナナイロクエスト -ロボットと生きる未来のものがたり-
「ナナイロクエスト」は来館当日に予約(先着順)が必要なゾーンです。
ロボットが活躍するまち「ナナイロシティ」へのツアーを通して、ロボットと生きる未来の社会を考える体験型できます。
ツアーは3種類あり、年齢制限もあるのでチェックが必要です。
こちらも人気なので、利用予定の方は来館したらまず整理券を取りに行きましょう。
ハロー!ロボット
人とのコミュニケーションやセラピーを目的に開発されたロボットが展示されています。
実際に触ったり、声をかけ楽しむことができました。
こちらのかわいいロボットはオリジナルパートナーロボットの「ケパラン」です。
ケパランの横にケパランとコミュニケーションがとれるグッズが置いてあります。
ケパランにグッズを見せると表情を変えて反応してくれます。
呼んだり撫でたりすると反応してくれる犬型のロボット「aibo(アイボ)」です。
aiboは家庭の中で人とのつながりを持ち、、育てる喜びや愛情の対象として開発されたロボットです。
本物の犬のように大人気でした。
癒しに特化したセラピーロボット「パロ」です。
本物の動物を飼うことが難しい場所や人のために開発されたロボットで、医療施設や災害や戦争を体験した人などに対しての心のケアをしています。
「ピューピロイド」というロボットです。
「瞳は口ほどにものを言う!?」を表現してくれます。
声かけの「熱量(発話量)」を計測して同行の大きさが変わる仕組みになっていました。
ロボットで癒されるのかな?と思いましたが、撫で方や撫でる場所、声のトーンなどによって違う反応をみせてくれるので、あっという間に虜になりました。
とても可愛らしいロボットたちに是非癒されて下さい。
ノーベルQ
ことらのゾーンは「ノーベル賞受賞者たちからの問い」に自分ならどう答えるのか自由に考えることのできる展示です。
「ジオ・コスモス」鑑賞エリアのすぐ横にあります。
3階常設展から5階常設展へはオーバルブリッジでの移動がおすすめ
3階常設展と5階常設展はオーバルブリッジでの移動ができます。
オーバルブリッジの途中にも展示があり「ジオ・コスモス」について知ることができます。
「ジオ・コスモス」は見る高さによってまた違う表情を見せてくれました。
まとめ
常設展「未来をつくる」は自分たちの身の回りでこれから起きていくことであり、自分たちでつくっていくものだと実感できます。
難しい一面もあると思いますが、わかりやすく楽しめる形の展示になっています。
これをきっかけに科学や未来ついて考えることができたらいいなと思いました。
再訪した際にはまたレポートします。
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